At Times 10−脳裏から離れない言葉、イメージ 脳裏にこびりついて離れない記憶やイメージがある。源義経は「ちびで醜男だった」これは、小学校5年生の時に歴史の授業の中で先生がつぶやいた言葉だ。衝撃的な言葉だった。牛若丸、義経はずっとヒーローだったのだから。 義経は物語と合わせてさまざまな絵... 2021.01.21 At Times
At Times 鏡開き 鏡開き、ここ数年開く日をネットで検索することが多い。かつては迷うこともなく開いていた。好物のぜんざいと結びつけていたこともある。最近は何でもすぐネットで検索、すぐ応えてくれるので便利ではある。つい頼ってしまう。しかし、覚える、記憶に留めてお... 2021.01.11 At Times
At Times 9−スタシスのアトリエ スタシス・エイドリゲヴィチウスの展覧会からもう1年が経った。展覧会の準備のために過ごした時間もいまでは懐かしい。ワルシャワにあるスタシスのアトリエを訪ねたのが2018年の5月末、彼と共有できたここでの3日間は忘れられない大切な時間になった。... 2020.11.09 At Times
At Times 8−巣ごもり時計を止めてみる 「巣ごもり」という言葉もすっかり定着してしまった。不要不急の外出をせずに自宅に篭ることをいうらしい。とはいえ、前向きに楽しんでいる人も多いし、パソコンやスマートフォンで外界とも繋がっている。買い物も大概のものはネットで済ませることができる。... 2020.09.25 At Times
At Times 7−触れること、体感すること−② 先日、板橋区立美術館に出かけた。美術館に出かけるのは何か月ぶりだろう。イタリアの触る絵本がとても面白いと何人もから勧められていたからだ。むろん、人数制限のある予約制ではあるが、直接触れることができる。当初から計画されていた展覧会ではあっても... 2020.09.11 At Times
At Times 6−触れること、体感すること−① インターネットは、私たちに時間や距離に囚われないさまざまな環境を提供してくれる。リモート・ミーティングやヴァーチャルな旅行も新たな生活の形態として受け入れられている。 一方で鬱々とした気持ちからなかなか解放されないでいる人も多い。人と人の物... 2020.08.26 At Times
At Times 5−ネット・ミュージアムのこと にわかにネット・ミュージアムが注目されている。美術館に行きたくても行けない現実を考えれば、当然の現象だろう。 ほとんどの美術館はウェブサイトを運営している。ただ、これまでは展示の告知やアーカイブを中心に考えてきたところが多い。むろん、体験型... 2020.08.13 At Times
At Times 4-伝わる、伝わらない 人と接する機会が減り、あらためて人と人との繋がり、コミュニケーションについて考えさせられる。伝えられる情報は、ほとんどがメディアを通してである。親しい人たちとの雑談が、いかに多様な環境の中で情報や思考を関係づけ、社会生活を支えているかを思い... 2020.07.30 At Times
At Times 3-サイト開設にあたって コロナ禍によって日々の暮らしが一変してしまった。3月後半から今日までの予定はほとんどが中止や延期となり、今後の予定も見通せない。一昨年から始まった研究会も中断状態にあるが、何よりも応えるのが4月26日からスタートするはずだった「連続講座」で... 2020.07.04 At Times
At Times 2-アート・デザインについて アートやデザインは、生活から生まれたものであり、身近なものであるにもかかわらず、特別なものという印象がある。アートやデザインは誰のためにあるのか、40年以上も前に感じた疑問が現在まで繋がっている。教育の現場では、技術的なことや表現することが... 2020.07.04 At Times