2020-07

At Times

4-伝わる、伝わらない

人と接する機会が減り、あらためて人と人との繋がり、コミュニケーションについて考えさせられる。伝えられる情報は、ほとんどがメディアを通してである。親しい人たちとの雑談が、いかに多様な環境の中で情報や思考を関係づけ、社会生活を支えているかを思い...
At Times

3-サイト開設にあたって

コロナ禍によって日々の暮らしが一変してしまった。3月後半から今日までの予定はほとんどが中止や延期となり、今後の予定も見通せない。一昨年から始まった研究会も中断状態にあるが、何よりも応えるのが4月26日からスタートするはずだった「連続講座」で...
At Times

2-アート・デザインについて

アートやデザインは、生活から生まれたものであり、身近なものであるにもかかわらず、特別なものという印象がある。アートやデザインは誰のためにあるのか、40年以上も前に感じた疑問が現在まで繋がっている。教育の現場では、技術的なことや表現することが...
著作

絵本の時間性

今井 良朗テレビに親しみ、コンピュータ・ゲームに熱中する現代の子どもたちは、時間に対する感覚が昔とは比べ物にならないほど速くなってきています。時間には物理的な時間と体感時間がありますが、映画など映像は、通常の時間の五倍くらいの感覚でつくられ...
著作

コレクションポリシーⅡ−グラフィックデザイン

今井良朗コレクションと原弘教授美術資料図書館(現 美術館・図書館)でポスターの収集が始まったのは、開館後間もない1960年代後半のことでした。当時造形学部商業デザイン専攻(現視覚伝達デザイン学科)の主任教授であった原弘(はらひろむ)先生が、...
著作

教育現場としての展覧会

国際交流・教育支援・研究支援教育現場としての展覧会今井良朗Yoshiro IMAI教育支援絵本の視線と空間1993年6月21日-7月22日武蔵野美術大学美術資料図書館1・2階展示室展覧会概要館蔵約3000冊の絵本コレクションをもとに、当館に...
著作

美術資料図書館のコレクションの歩み

ポスターコレクション今井良朗Yoshiro IMAIPoster Collectionポスターコレクションの黎明期―このたび、これまでに収集された2万5千点にもおよぶポスターコレクションのうち約1万5千点が、新棟の貴重書庫に所蔵されますが、...