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花粉症とつきあう

今年は杉花粉の飛散量が多い。毎年のことだけれどこの時期は本当に辛い。花粉症の症状が現れてからもう40年ほどになるが、「極めて多い」「非常に多い」と予報が出ると、その通りに身体が反応する。服薬と点眼薬で何とか乗り切っているが、恒例のことと諦め...
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36-文化・芸術ではぐくまれるまちづくり-立川

先日、2024年度最後の立川市文化振興推進委員会を終えた。第5次文化振興計画策定案を答申し一区切り着いた。第2次の策定から関わってきたこともあり、これまでを振り返ると感慨を覚える。2010年3月に立川文化芸術のまちづくり協議会設立記念イベン...
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だるま市

久米水天宮のだるま市に出かけた。ウオーキングの途中いつも立ち寄る境内は、いつもと違った雰囲気に包まれている。だるまを売る露店が並び、参道とそこに通じる緩やかな坂道には屋台もずらりと並び、大勢の人で賑わっている。 屋台で売られているのは、たこ...
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35-つつがなく過ごした1年

ウオーキングの途中に立ち寄る神社の境内も、すっかり冬景色だ。雑木林は落ち葉で覆われているが、時折北風で舞っている。四季折々、異なる陽射しに映える景色を愉しめることは本当に幸せだと思う。 神社のお堂も、時を経ながらわずかだが変化していく。人為...
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34-印刷技術から見る書物・絵本のイラストレーション

●書物や絵本は、印刷され製本することによって成り立っているが、イラストレーションについては、印刷によって生じる表現であることが強く意識されることはあまりない。特に今日の絵本ではまず原画ありきで、細部や色彩の正確な複製、再現を整版と印刷技術に...
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捨てられない、でも捨てなければ

本格的に家の中を片づけないと、と思っているが、いざ始めようとするとどこから手を付けていいのか途方に暮れる。確かに無くても構わないものはたくさんある。だからといってまったく必要がない訳でもない。それぞれに歴史と思い出がある。 どこまで目をつむ...
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33-ワークショップを思い出す

安曇野で私と一緒にワークショップを行っていた卒業生が、当時の活動を振り返り先月から〈note〉で紹介している。10年以上も前になるが、読みながら情景が頭に浮かび懐かしく思い出している。 ワークショップは授業の一環として行われ、知識として理解...
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32-ボローニャ絵本原画展と表現技法

板橋区立美術館で開催中のボローニャ絵本原画展を観てきた。ここのところ、印刷とイラストレーションについて書いてきたこともあり、今回は最近の傾向を含め表現技法と技術に注目してみた。 デジタル化が一般化し、インクジェット・プリントで仕上げた作品も...
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31-イラストレーションとグラフィック表現

東京オペラシティー・ギャラリーで開催されていた宇野亜喜良展が終了した。会場の混雑ぶりから、相当数の来館者があったのだろう。壁面を天井までうめるほどの空間もあり、膨大な展示作品に圧倒された。今なお制作を続ける情熱もそうだが、表現の多彩さに驚嘆...
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30–イラストレーションの表現性を振り返る-特別講義から

先日武蔵美グラフィックアーツ専攻の学生に「書物とイラストレーション」「印刷とグラフィックアート・版画」をテーマに講義を行なった。今年は1年生が対象ということで、どのような内容が適切なのか、どう組み立てるか、焦点をどこに合わせるか悩んだ。これ...